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【完全版】上の子の問題行動対処法〜下の子を叩く、赤ちゃん返り、わがまま〜

こんにちは、個育て研究室のCANAIです!

今回は、二人目が生まれてからの上の子の「下の子を叩く」「わざと悪いことをする」などの行動にどう対応すれば良いか、詳しく解説していきます。

【こんな人にオススメの記事です】

  • 注意するほど問題行動がエスカレートして困っている
  • “上の子優先”のやり方がわからない
  • 上の子と2人の時間が取れない

二人目が生まれてから、上の子が下の子を叩く、怒られることわざとするなどの問題行動が増えて困っているママは少なくありません。

今までの上の子との日々が音を立てて崩れていくような寂しい気持ちにもなりますよね。私もそうでした。

「上の子を優先的にケアしよう」といったことがよく言われる反面、「ダメなことはダメとちゃんとしつけよう」とも言われます。

周りから「なんで叱らないの!ワガママな子になるよ!」と言われたりするなかで、いったいどうすればよいのか困惑し、そもそも下の子の産後で心身ともに疲労困憊しており泣けてくることもありますよね。

その気持ちよくわかります。私も下の子が生まれた後、上の子との関係にはかなり悩みました。

上の子をケアしてあげるのが大事なのはわかってはいるけど

  • 上の子のケアの仕方
  • 叱らずに上の子の問題行動を減らす方法
  • 上の子との二人きりの時間をとれない場合どうすれば良いのか

このへんのことがわからず、つい厳しく叱って上の子が泣きわめいてしまうこともありますよね。

でも実は、周りからよく言われる「しつけ」を優先しすぎると、むしろ上の子の問題行動が悪化しママと上の子の信頼関係も崩れかねません。

上の子の問題行動には、「ママの愛情が下の子に取られてしまう」という恐怖や、その気持ちをどのようにママに表現すれば良いのかがわからないといった背景があるからです。

  • でも、ダメな行動には叱らないとワガママな子になるんじゃない?
  • 下の子のお世話もあるのに上の子にそこまで手をかけられない

そんな気持ち、よくわかります。

上の子のケアが大切なことはわかっているけどできなかったのには、そのような不安や背景があるからですよね。

でも大丈夫です!

この動画では、上の子との信頼関係を築き自己肯定感を育みながらも問題行動を改善できる方法について、科学的根拠を踏まえて私も実体験で効果を感じたものを詳しく解説していきます。

また、この記事で完全攻略できるよう、上の子の問題行動を減らすための予防教育と、上の子の心を満たす日々の関わり方についても解説していきます。

この記事を最後までご覧いただき、根気強く実践していただければ、上の子の問題行動が徐々に減り親子の絆を取り戻すことができます。

また、周りから何を言われても、明確な指針をもって迷わず上の子に愛情を注いでいただけると思います!

  • 上の子の問題行動を減らしたい
  • 上の子の自己肯定感を高めたい
  • 上の子の「愛され感」を取り戻したい
  • 上の子の問題行動を未然に減らす方法を知りたい

そんなママは、ぜひこの記事を最後までご覧ください!

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目次

問題行動への対応

ではまず、「上の子が下の子を叩く」「わざと怒られるような悪いことをする」などの問題行動があった時にどのように対応すれば良いのかについて解説します。

対応①:ハグする

上の子が下の子に何か意地悪をした時やあえてママを困らせるような悪い行動をした時には、「こら!」と言う前に、「〇〇くん、おいで」と名前を呼んで、ハグしてあげましょう。

可能であれば何か問題行動をする前にハグしてあげると問題行動も最小限で収まります。

特に産後のママは、自分が守らなければならない赤ちゃんを守るため、赤ちゃんに危害を及ぼす対象に対して攻撃的になりやすいです。

それは生物学的に仕方がないので、上の子に対してついカッとなってしまう自分を責める必要はありません。

だからこそ、ママにとってもそんな時に上の子をハグすることが大切です。

ハグをすることでストレスホルモンであるコルチゾール値を下げることができるからです。

下の子に意地悪をしたり悪さをする上の子も、そんな上の子を見てカッとしてしまうママも、このストレスホルモンが上昇している状態です。

ママが上の子をハグすることで、お互いのストレスホルモンを下げ気持ちをまず落ち着けることができるんですね。

怒りや不安、恐怖で気持ちが高ぶっているときは脳の判断機能も著しく低下しています。

そんな時に「ダメでしょ!」などといっても子どもには響きませんし、ママ自身もそんな脳の状態で適切な対応をするのは難しいですよね。

だからまずはハグをして、ママも上の子も気持ちを落ち着け建設的な会話ができる準備をしましょう!

対応②:共感する

問題行動を起こした上の子をハグしたら「寂しかったの?」「〇〇くんに遊びの邪魔をされたのが嫌だったの?」と上の子の言い分を聞いてあげましょう。

上の子が気持ちを話してくれたり頷いでくれたら「そっか、寂しかったんだね」「〇〇におもちゃを触られるのが嫌だったんだね」と上の子の気持ちを言葉にして共感してあげましょう。

もし、「違う!〇〇が〜〜だったの!」などとお子さんが話してくれたら、否定せずに「そうやったんやね。〜〜だったんやね。」のように復唱してあげましょう。

そうやって共感してもらえることで、心拍数が低下し血圧が下がるなどリラックス効果があることが科学的にもわかっています。

ハグと共感のダブルパンチで子どもは落ち着きを取り戻し、ママの言葉を聞く準備も一層整います。

対応③:Iメッセージで伝える

ハグと共感でお互いの気持ちが落ち着いて初めて、「ママは大好きな〇〇くんが〜〜するのは悲しいな。」とママの気持ちを「私はこう思う」という「Iメッセージ」で伝えましょう。

「あなたはダメな子」「あなたが悪い」など「あなた」を主語にしてしまう言葉は、お子さんの責められているという感覚や評価されている感覚を持ちやすくなるからです。

「私は悲しい」「私はこう思う」「私はこうしてくれると嬉しい」という、「私」を主語にしたメッセージを伝えることで子どもを評価するニュアンスや常に親の言うことが正しいといったニュアンスが和らぎます。

加えて、「でも、たとえ〇〇くんが〜〜しても、〇〇くんがママにとって大切で大好きな存在であることには変わりはないんだよ」と、上の子の存在を承認してあげることで上の子は安心します

下の子が生まれた後の上の子はとにかく「ママの愛情が下の子に取られてしまう!」という恐怖や不安でいっぱいですし、ママを怒らせる行動をしてしまう自分は「ママに嫌われるのではないか」という不安もあります。

そこで、まだまだコミュニケーションスキルが未熟な子どもは、悪いことをしてでも「もっと自分を見てほしい」という欲求を満たそうとしてしまうんですね。

そんな時に「こら!」といって叱ることで、上の子にとっては見事ママの注目を得ることができたわけですが、同時に「やっぱりママは自分より下の子の方が好きなのかも」という不安は解消されず悪循環になります。

だからこそ、ママが「〇〇ちゃんが本当は優しいこと、ママ知ってるよ」と抱きしめながら伝えたり、「ママにとって〇〇が大切で大好きな存在」と何度も何度も伝えることが、ボディーブローのように子どもの心に響いていきます。

「ママは、自分のことをちゃんと見てくれているんだ」「ママは自分のことをわかってくれる」と、その後の親子の信頼関係にも繋がってきます。

脳科学を専門とする浜松医科大学の高田明和先生は「受け手がどれほど言葉をかける人を尊敬し、信頼しているかが効果に大きな差をもたらすことも証明されている」とおっしゃっています。

上の子と信頼関係を築くことは、長い目で見てママの言葉が子どもに素直に入っていく土台になりますから、「ハグ→共感→Iメッセージ」をぜひ実践してみてください!

「ハグ→共感→Iメッセージ」でその場の問題行動に対応ができたら、今度は、今後同じような問題行動を減らすための予防教育を行っておくことで上の子の問題行動をグッと減らすことができます。

お子さんが一度泣きはじめてしまったら「もう何をやっても無理!」という状態の方は、まずこれからお話しする予防教育からはじめてみるのも良いですね!

何をやっても効果がないほど泣いて暴れるお子さんを見ると、ママとしても自信をなくしてしまうかもしれませんが、お子さんの気質によってそうなりやすい子はいますから、安心してください。

問題行動を減らす予防教育

子どもの問題行動を減らす予防教育について、実践するポイントと手順は以下の通りです。

ポイント:親子とも落ち着いているタイミングで行う

予防教育を行うポイントはタイミングです。

予防教育で「こんな時は、こうしよう」と子どもに望ましい行動を教えるのですが、子どもの感情が高ぶっているときなどに行っても効果はありません

大事なのは、子どもがママの言葉を冷静に聞く耳を持っている状態で話をすることです。

どんなに良いことを言っても、相手が聞く耳を持っていなければ馬の耳に念仏です。

そのため、予防教育は必ずママも子どもも気持ちが落ち着いている状況で、できる限り説教くさくない雰囲気で楽しく行いましょう。

予防教育の手順

次に、子どもの問題行動を未然に減らす予防教育の手順についてお話しします。

手順を知っても、実際にどんな感じでやればいいのかわからないと実践しにくいと思いますので手順を解説した後に、実践例も示します。

ぜひ参考にしてください!

予防教育の手順①:シチュエーションや行動を具体的に言語化する

ママたちが「それはダメでしょ!」などと叱った時に、子どもたちは具体的に何が悪かったのかを正確に理解していないこともあります。

予防教育では、まず子どもにどのシチュエーションのどの行動を改善すべきだったのかを正確に振り返らせることが重要です。

そのため「さっきのは良くなかったよね」と抽象的な言葉でお子さんに話を持ちかけるのはNGです。

「ご飯を食べていた時、〇〇ちゃんがお皿をひっくり返していたよね」と、子どもが具体的にイメージできるように改善すべき場面を言葉にしてあげましょう。

案外この部分が抜け落ちがちなんですが、子どもたちとの理解のすれ違いがないようにするために心がけておきましょう!

予防教育の手順②:望ましい行動を考える/伝える

次に、今後同じような状況になった時や、同じような行動を起こしそうになった時に、どのような行動をすれば良いのかを上の子に提案しましょう。

たとえば、

もしまた〇〇くんが寂しいと感じた時には、「寂しいからギュってして」ってママに教えてくれる?

という感じですね。

お子さんが自分でも考えて意見を言えるくらい成長している場合は、「どうすればいいかなぁ?」と投げかけて一緒に考えることも、思考力を養うチャンスにもなって一石二鳥です。

もしお子さんが「こうしてみる」などとアイデアを出してくれた時には「なるほど!いいアイデアやね、じゃあ〇〇くんがそうしてくれた時には、ママはこんなふうにしようと思うけどいいかな?」と第一リアクションは肯定的に反応しながら一緒にお互いの望ましい行動を考えていくと良いですね。

予防教育の手順③:子どもにとってのベネフィットを示す

次に、お子さんに伝えた望ましい行動を実行することによってお子さんが得られる良い結果・ベネフィットを分かりやすく示してあげましょう。

たとえば

そうしてくれたら、ママは〇〇くんをギュってするし、お皿をひっくり返してママも〇〇くんも嫌な気持ちになるよりもお互いに嬉しいよね。

といった感じですね。

いい結果・ベネフィットを伝えてあげることによって、そうする方がいいんだということを納得できます。

予防教育の手順④:練習する

そして最後に忘れてはいけない手順が、実際の場面を想定してお子さんと練習しておくという点です。

和やかな雰囲気で練習をしておくことによって感覚的に「あ、こうすれば上手くいくんだな」ということをお子さんが体感してくれるので、実際に同じような場面があった時にも実行してくれやすくなります。

「こうしようね」と決めても実際にやったことがなければ、いざその場面になった時でも決めた通りにできないうことも多いですからね。

少しでも決めたことの成功率を高めるためにも、「こんな時はこうしよう」と決めたら、その場面を想定して楽しい雰囲気で練習してあげましょう。

予防教育の実践例

それでは、これまでお話した「ハグ、共感、Iメッセージ」と予防教育の流れを、実際に「上の子が食事中にお皿をひっくり返した」という設定でやっていきたいと思います。

(上の子がわざとお皿をひっくり返しました。ひっくり返したお皿を軽く直しながら、)

「〇〇ちゃん、お皿をひっくり返してるなぁ。おいで」

(上の子をハグします)

「いつもご飯を最後まで食べきる〇〇ちゃんやのに珍しいね。何かあった?」

(上の子はまだ自分で気持ちを言えない)

「ママが〇〇くんにご飯をあげてばかりだったから〇〇ちゃんのことをもっと見てほしかったの?寂しかった?」

(上の子が頷く)

「そっかそっか、もっと見てほしくて寂しかったんやね。」

(と、ここでは、共感の言葉をとにかくかけながら沈黙の時間もお互いの温かさなどを味わいながら焦らず待ちましょう。上の子がママに気持ちを受けとめてもらえて落ち着いてきたことを確認したら、今度はIメッセージでママの気持ちを伝えましょう。)

(まだ言葉が入って行きにくそうだと感じたら、時間を置いてから予防教育をするのもOKです。)

「ママも、本当は〇〇ちゃんのこと見たいと思ってるんやで。でもママもいっぱいいっぱいでなかなかうまくできなくて、そんななかで〇〇ちゃんがこんなふうにお皿をひっくり返してしまうのはママも悲しかったな。」

(ここでママが、上の子のこともママ自身のことも責めずに、自分の状況や気持ちを客観的に捉えて穏やかに伝えることができるかが勝負です。上の子をハグしている間にママも自分の気持ちを整理しましょう。そして、お互いに気持ちを伝え合って落ち着くことができたら、予防教育に入っていきます。)

「もしまた同じように〇〇ちゃんが『寂しいな』と感じることがあったら、今回みたいにお皿をひっくり返すよりも、ママのところにきてママの肩をトントンってして『寂しい』って言ってくれる?そうしてくれたら、ママは〇〇くんにご飯をあげるのを止めて〇〇ちゃんのことを今みたいにギューって抱っこするからね。その方が、お互い嬉しくない?どう?」

(上の子が同意してくれるのを確認します。)

「ありがとう。じゃあ一回練習してみよっか!今からママが〇〇くんにご飯をあげているふりをするから、〇〇ちゃんは、さっきママが言ったみたいに、ママの肩をトントンして『寂しい』って伝えてくれる?」

(上の子が頷いてくれるのを確認したら)

「じゃあ、今からやってみるね」

(実際に練習して、上の子が見事、トントンと『寂しい』が言えたら、ママも上の子をハグしてあげて成功例を示してあげましょう!)

「そう!いいね!こんなふうにできたら、これから〇〇くんが寂しい思いをした時にもお互いに幸せな気分になるよね!じゃあもしこれから同じことがあったら、今みたいにやってくれればいいからね」

こんなふうに教えてあげると、子どもは同じ状況でどんなふうにすればいいのかがわかります。

もし、実際に同じような状況で練習どおりにできた時には「気持ちを伝えてくれてありがとう。ママ嬉しかった」などとプラスのフィードバックも忘れないようにしましょうね!

子どもは「こっちの方がいいな」と快を感じれば自ずとその行動を選びます。

注意点は、もし子どもが練習どおりにできずに寂しい気持ちを再び問題行動によって表してしまった時には、「こないだ言ったじゃない!」のように責めるのではなく、

再度「ハグ、共感、Iメッセージ」で子どもの気持ちを受けとめた上で、改めて「こんな時どうすればよかったか、ママと一緒に考えたこと覚えてる?」と確認してあげましょう。

もし、子どもと決めたことがどうもハードルが高いようであれば、その子ができることに修正していくと良いいですね。

「あ、今寂しい感じかも!」と前兆が見えた時に、「〇〇くん、練習したことやってみて」と促してあげてもいいかもしれません。

問題行動ではない方法で自分の心を満たすことができる経験をたくさん積ませてあげることで、子どもの行動はどんどん改善されていきます。

この対応は、私たちママもなんだか幸せな気分になったり、ママとしての自信もついてきます。

最初はとにかくハグと共感だけでも初めてみるのでもOKです!

最初からすべての行程を完璧にしようとすると、ぎこちなくなってしまったり、「こんなにうまくできないよ〜」とママの自信がなくなってママの笑顔が減ってしまったら本末転倒ですからね!

今回紹介した流れは、科学的にもママの心を癒す要素を要所要所で入れてありますから、毎日きょうだい育児に奮闘するママが癒されれば幸いです。

それでは最後に、日々の関わりのなかで上の子の心を満たす方法を3つに厳選してお話したいと思います!

日々、上の子の心のコップに愛を注いであげることで、突発的な問題行動を減らすことにつながるだけでなく、長期的にみて親子の強固な信頼関係の構築に繋がりますので、ぜひできるものから少しずつ実践してみてください♪

上の子の心を満たす方法3選

1:プチ・スキンシップ

「上の子とママの二人の時間を取ろう!」といったこともよく言われることですが、正直そんな時間がなかなか取れないのが現実ですよね。

そんなママにオススメなのは、本当にちょっとでいいので小さなスキンシップを小まめにとるということです。

家事の合間に「かっこいい恐竜作ってるね!」と上の子の頭を撫でたり、朝起きた時に「おはよ〜」といいながらハグしてあげたり、「ママみて!」と子どもが誇らしげにアピールしてきた時に「〜〜できたんだね」とハグしてあげるなど、一瞬だけのプチ・スキンシップを取るんですね。

スキンシップによって、お互いに愛情ホルモンであるオキシトシンが分泌されて幸せな気分になり、お子さんの心のコップにちょこちょこお水を入れてあげられるんですね。

2:成長を認める

下の子は、笑ったり、寝返りをしたり「あー」とか「うー」とか言っただけでもチヤホヤされます。

一方で、上の子のしていることは「当たり前」になってスルーされがちだったり、ちょっとした成長をしているはずなのに見過ごされがちです。

実際、上の子をよく観察していると、色の塗り方がほんの少しだけれども上達していたり、もともとできていたことのスピードがさらに早くできるようになっていたりするものです。

そんな上の子の小さな変化も認めてあげることで「ママは自分のことを見てくれている」という安心を覚えます。

とはいえ、きょうだい育児は本当に忙しいですから、なかなかそんな上の子の成長になんて気づけない!というママがほとんどだと思いますので、これは、できる時にできる範囲でできればいいやという感じで楽しくやっていきましょう!

3:愛の言葉を伝える

特にオススメなのが、子どもの睡眠の直前直後に「〇〇くん、大好きだよ」「〇〇ちゃんは、ママの宝物だよ」「生まれてきてくれてありがとう」などの愛の言葉をお子さんに囁いてあげましょう!

睡眠の直前直後は潜在意識に言葉が入っていきやすい脳の状態になっていると言われています。

夜のお寝んね時に「大好きだよ」と言ってあげるのもいいですし、朝起こす時に「大好きな〇〇ちゃん、起きて」とハグをしながら起こしてあげるのもいいですね!

夜でなくても、お昼寝の時にも同じようにやってあげると効果はあると思います。

これをするのに1分もかかりませんから、ぜひママのできる時に楽しみながらやってみてください!

まとめ

ということで、上の子の問題行動を激減させる対応マニュアルについて解説しました!

これをご覧いただいたママたちは、早速やってみよう!ということで頑張ってくださるかと思いますが、1つだけわかっておきたいことがあります。

それは、子どもの問題行動が100%なくなるとは限らないということです。

ママがどんなに頑張っても、子どもたちの欲望には限界がありません。

また、ママがどんなに頑張っても、まだまだ前頭葉の働きが未熟な子どもたちは、時折どうしても感情が暴走してしまうことがあります。これはもう、脳の発達上仕方がありません。

「私の愛情が足りていない」「愛情を注いでいるのに伝わっていない」「他のママよりうまくできていないのかも」などと考えてしまうかもしれませんが、

「まだ前頭葉が未発達だもんな」「私のできる時にできる限りで愛を伝えていこう」と客観的に考えて、ママ自身や上の子のできたことを認めてあげてくださいね!

さらに、いけない行動をすべてピックアップしていると、逆にその行動が増えるという傾向も強いです。

これは私の経験上ですが、やめてほしい行動は最初の1回目ではっきり言語化して子どもとやってはいけないことや望ましい行動を共有できたら、2回目以降は「ハグ、共感、Iメッセージ」の繰り返しが最も状況が改善しやすいと感じています。

子どもたちは、「やってはいけない」ということはわかってはいるんだけれども、その衝動を抑える脳の前頭葉の働きがまだ十分に発達しておらず、心の満たされなさからそのような行動をついやってしまっているので、子どもの心を満たすことが最も根本的な解決策です。

お子さんもママも、下の子が生まれた新しい環境で本当に家族みんながよく頑張っていますからね!

お子さんのことも、ママ自身のことも責めずに、起こった事柄に対して客観的かつ建設的に対処して、今のこの状況を一緒に乗り越えて親子の絆を深めていただければ幸いです!

応援しています!

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